『昆布だし』を使ったレシピ
美肌をつくる栄養たっぷりの「昆布」を
見直しませんか?
昆布だしのとり方は、昆布をいれて沸騰前に取り出すのが一般的ですが、本来は一昼夜水に浸してゆっくり旨味を出す「水だし」が、ベストです。昆布から出るネバネバは、フコイダンなど粘性多糖類と呼ばれる有効成分で、血栓症を防いだりアレルギー症の改善に効果があると言われています。ワカメ・モズクなどとともに健康効果が脚光を浴びています。だしをきちんとつくっておくと料理に一段と深みができます。
昆布の水出し(昆布水)を使ったかつおだし
水2リットルに、干し昆布20g
一昼夜おいた後、水だしから昆布を取り除き火にかけ、フツフツとしてきたらカツオ節(40g)を入れ、再びフツフツとしてきたら、火を止めます。カツオ節が沈んだら布巾で濾して、一番だしの出来上がり。「旨味の相乗効果」の逸品です。冷蔵庫で3~4日間は保存できます。
注意:昆布の量は、あくまでも目安です。一度お試し後、お好みや目的に合わせて調節してください。
コツ!干し昆布は、布巾で軽く拭いてください。表面の白い粉は旨味の結晶なので残しておきます。
ほのかに昆布の香り 昆布水で炊くご飯
ご飯を炊くときに張る水の代わりに、昆布水で炊くと味わい豊かなふっくらご飯が出来上がります。おむすびにも最適です。